好奇心とは本能だ!! 

基本陸路で五大陸駆け抜ける

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バリ  長すぎた5時間

期待しすぎたインドネシア バリ。 滞在の5時間のうちに事件は起きた。

クアラルンプールからのフライトは意外に早く到着。 

出発前の元気は何処へ行ったのか!?疲れてる。

まー無理はない ここ4,5日間まともに寝ていない。

常に空港のベンチか飛行機の中での仮眠が続いてる。

これは何か食べないといけないとバリ名物のナシゴレンを平らげチェックインを済ませた。

空港の中に入ってインターネットでもしようとコンセントを探していた、するとコンセントは見つかったのだ
が肝心のWIFEが届いていない。

空港の人間に尋ねるとイミグレーションを通って税関の中に入らないといけないみたいだ。普段パソコンは常に鞄の中に入れて持ち歩くのだが この時は直ぐやるからと手に持っていた。

建物の二階に上がるとイミグレーションの手前にもう一つカウンターがある。何のカウンターかと近づくと 出国税の支払いカウンター(20USD)。

入国するときも アライバルビザで25USD取られていたから 何でトランジットなのにビザ代取られた上に出国税も払わないといけないんだ と軽く不満を漏らしながら出国税の支払いカウンターを通過。 

その先のイミグレーションも通過して喫煙所で一服した後、コンセントを探すとすぐさま発見。 さあ、始めようかと思ったとき手元にパソコンが無いことに気がついた。 思い返すと出国税支払いカウンターの台の上に置き忘れている可能性が高い。

直ぐに戻ると ない。 まだ10分ぐらいしか経ってないというのに。

そこに座っていた係員も その台が死角になっているから解からない。 

しかし、出国税支払いカウンターは、カメラで監視されているから それを見れば謎が解けるだろうと教えてくれた。 

早速セキュリティーセンターに行って 事の経緯を説明、そしてビデオをチェックしてくれることになった。

チェックしている間も、もっと頭をクリアにして思い出してみろ と言われ、全くクリアとは言い難いドロドロの脳みそで何度も考えた。

出国税支払いカウンター以外考えられない。

するとチェックが終了したとの連絡が入りセキュリティーセンターに戻ると 監視カメラには出国税支払いカウンターの台の上にはギターしか置いていないと言われたが そんな筈は無いとビデオを見せてもらうことになった。
ビデオカメラ監視室に潜入し俺がカウンターに立っているところが映し出された。
コマ送りで進めていくと小さくて見えづらいがパソコンを確認できた。周りのセキュリティの人間にそれを認知させて その後の経過をビデオで追っていくとカメラにはバッチリ俺のパソコンを鞄に入れている白人を発見。
バスケのユニフォームのタンクトップを着ていて背中には「9」の文字が。

高ぶる気持ちを抑えつつガードマン達と一緒に税関の中を探していると 犯人を発見。
ガードマンが話しかけてパソコンを持っていないかと尋ねると鞄の中からおもむろに俺のパソコンを取り出した。




その時は見つかったことが只々嬉しかった。

買って1週間で壊れWIFEが使えなくなり、タイのチェンマイで3日間かけて修理できる店を探した、ガネーシャ(ヒンズー教の神 シバ神の息子)のステッカーが貼ってある、共に旅をしてきた大事な俺のパソコン。

俺の不注意で一度は離れ離れになってしまったが こうしてまた再会することが出来た。 しかも、インドネシアで唯一のヒンズー教の島 バリ島でだ。

なにか因果的なものを感じつつ俺が喜んでいると、ずっと一緒に探してくれていたガードマンが警察に被害届を出すかと聞いてきた。

俺が問題にすれば、俺のパソコンを盗んだ犯人(22歳のオーストラリア人)は、インドネシアの警察に捕まりオーストラリアに帰れないばかりか犯罪者として扱われる。

俺のほうも手続きやなんやかんやで乗ろうとしていたフライトには乗れない。しかし、乗れなくてもこの手の事件が起きた時の為に保険に入っている訳だし その後のフライトや滞在した場合のホテル代なんかは保険で降りるに違いない。

俺は選択を迫られた。

最初から戻ってくれさえすればいいと思っていたから素直に謝れば問題にはしないでおこうと考えいたから、その旨を伝えると犯人は素直に謝った。

これで無事問題解決と思っていたらそう簡単には行かなかった。

1、2時間に渡り 俺と共にずっとパソコンを探してくれたガードマン達はレポートを提出しなければならないから レポート作成の為 俺と犯人のパスポートを持って別室に付いていくことになったのだが、そこに行く途中もそいつは友達と笑ったり、でかい声で喋ったり、なんでそんなところに行かなきゃならないんだって愚痴を漏らしたりしているではないか。

俺とガードマン達は少しづつ怒りのボルテージを上げていった。

そして極め付けに 俺は盗んでいない 後で届けようと思っていた と言い出した。

これを聞いて俺は警察に届けようと思った。ガードマン達も全員一致でこれに同意。

俺は、犯人に お前が盗んでいないのなら警察でそれを証明しろ と言って 周りもそれに応じて動き始めると そこへきて再びそいつは焦り始めた。

俺は、最初に言った。 

「お前が素直に罪を認めて謝れば 俺の不注意のせいでもあるし警察には届けない」と。

しかし、そいつはいとも簡単に口裏を返して再び嘘をつき始め早口の英語で自分を弁護する言い訳を延々とグチグチ言っている。

俺が全く許す気配を見せないと気づくと、また口裏を返して盗む意思があった事を自供し始めた。

俺は呆れてそいつの事を見ていた。 すると、自分の母親は病気で とかなんとか また嘘か本当かわからない様なことを言って同情を買おうとしてくる。 

そして再び最終的な決断を迫られた。今まで裁かれる立場にしか立ったことの無い俺が今 人を裁こうとしている。

裁かれるべき人間は、裁かれることで それが救いになることもあると多少なりとは知っている俺は頭で考えた。しかし、頭で考えたところで出る答えは どっちも正しいように思えるし
どっちも間違ってるようにも思える。

こんな時は頭で考えても仕方がない。

一番手っ取り早い方法。



コイントス。

こいつが警察に捕まるも捕まらないも最初から決まっている運命だとするならば どっちに転ぼうが必ず意味がある。

俺は、皆に隠れてコインを投げた。



















今、オーストラリアに向かう飛行機の中でこれを書いている。

俺のとった行動は一種の逃げと思われるのも無理はない。

もし、俺が相手に対して愛を持って行動すればきっと今は警察だ。

しかし、相手に対して全く愛を持っていなかったわけでも無い様に思う。

長い目で見たとき そいつにとって一番良い選択。

それが、この選択だと俺は信じたい。

















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Author:slowrum
           極楽刺激同盟

       
只今 世界を旅してます

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そんでもって 今は日本にいないため活動中止中ですが バンドやってます

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